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わが町知多半島に空港ができました。セントレア空港。いつでも飛んでいけるぞ、空の彼方へ、考えただけで幸せな気分。飛行機見ながら、ちょい福求めてぶらぶら歩いてみようかな、と。
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先月、相撲を見に愛知県体育館に行ったときのこと

 

ひとつ手前の駅で降りて

体育館まで歩きました

 

愛知県体育館は名古屋城の旧二の丸御殿跡に位置しています

 

御存じのように名古屋城は昭和20年の名古屋大空襲で焼けてしまいました

 

名古屋城は焼けてしまいましたが

この近くに建つ愛知県庁と名古屋市役所はなぜか奇跡的に焼け残りました

 

愛知県庁本庁舎(昭和13年竣工)

 

城郭風の屋根を載せた帝冠様式です

城郭風というよりも

まさに名古屋城の天守閣の屋根が載っているという感じです

基本設計は西村好時氏、渡辺仁氏

 

お隣の名古屋市役所本庁舎(昭和8年竣工)

こちらも帝冠様式なんですが


残念ながら外壁修復工事が始まって

時計塔が見えません、なんというタイミングの悪さ

工事完了は来年の冬頃だそうです


時計塔の屋根の頂上には四方睨みの鯱が載っていて

こちらも名古屋城を意識したデザインです

基本設計は平林金吾氏



外壁は茶色とクリーム色のツートーン

戦時中はコールタールを塗ってカムフラージュしていたそうです


市役所と県庁のような派手さはありませんが

この近くに空襲で焼け残った小さな近代建築があります

 

向かって左側が伊勢久株式会社(昭和5年竣工)

右が愛知県庁大津橋分室(昭和8年竣工)です

 

1758年、薬種問屋として創業した伊勢久株式会社

 

窓回りの螺旋形の柱がアクセントになっています

 

隣に建つ愛知県庁大津橋分室

  

玄関の上の部分の装飾はたいまつなんでしょうか

 

左右非対称になっていて

向かって右側の丸窓の上の柱は高さを強調しています

 

現在は県史編纂室として使用されており

内部は非公開となっています

 

が、半年前のニュースによると・・・

 

名古屋市と愛知県が共同で戦争資料館を開設することとなり

その展示場所としてこちらの愛知県庁大津橋分室が選ばれました

 

終戦から70年となる来年の8月の開館をめざしているそうです

 

ということは内部を見ることができるようになるんですね

 

歴史のある近代建築の再利用、とてもいいことだと思います



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