小浜の十一面観音さん

今日発売の「サライ１１月号」の表紙は

小浜市にある羽賀寺の十一面観音菩薩です

 

奈良時代、霊亀２年（７１６）に

行基さんが創建したと伝わる羽賀寺

その創建に際して行基さんが彫ったとされるご本尊です

なんでも元正天皇の姿を写したとされています

 

元正天皇とは軽皇子、のちの文武天皇の姉上

持統天皇のお孫さんです

 

美貌の女帝だったようです

 

確かにこの十一面観音さん、優美で気品があります

元正天皇、さぞかしお綺麗だったんでしょうね

 

長らく秘仏だったため

１３００年を経た今も彩色が鮮やかに残っています

 

福井県小浜市

密教寺院が多いエリアで、仏像の宝庫でもあります

なかなか魅力的な仏像が多いんです

 

遠い遠いと思っていた小浜ですが

今年の７月に

北陸自動車道の敦賀ジャンクションから小浜インターチェンジ間が開通し

舞鶴若狭自動車道が全線開通となりました

これで小浜がぐっと近くなりました

 

表紙を見ていたら

なぜかお腹がぐぅと鳴りました

 

そろそろ蟹とふぐがおいしい季節ですね

小浜、行ってみたいです

 

また日本人、そしてまた名古屋から・・・

赤崎教授、天野教授、中村教授

ノーベル物理学賞受賞、おめでとうございます

 

今回の受賞内容は、青色LEDということで

とってもわかりやすく、しかも自分のまわりにあるものなので

ぐっとノーベル賞の距離が縮まったようで喜びもひとしおです

 

そして、赤崎教授、天野教授は地元の名古屋大学がらみ・・・

これもまたうれしいですね

 

これで、名大関係者のノーベル賞受賞者は６人となりました

学生たちも励みになると思いますよ

 

数年前、学食めぐりで名大に行ったときのこと

ガラス越しにでっかい信号機が見えたので

入場無料につられてふらふらとお邪魔した赤崎記念研究館

今朝のニュースで

「祝ノーベル物理学賞受賞」の垂れ幕が掲げられたあの建物です

 

赤崎教授の研究業績である１６０インチLEDディスプレイや

青色LEDの信号機、携帯電話などが展示されています

ところで・・・

大学内の生協で販売されている名古屋大学オリジナルグッズの中に

LEDノベルティがあります

 

LEDコースターとキーライト

ちょっとお値段高めですがコースターいいですね

グラスを置くとLEDの青、緑、赤の光が重なり合って放射されるそうです

 

クリスマスパーティーにいかがでしょうか・・・？

 

ノーベル賞受賞でがんがん売れるんじゃないかと予想して

今日、生協さんは追加発注したそうです

 

名古屋大学の学章マーク入り

記念グッズとして話題性ありかもです

 

息子に頼もうかしらん

 

そして、今年のクリスマスの電飾は

青色LEDで決まりでしょうかね

 

女子力アップの草間ワールド

先月の１３日から松坂屋美術館で

「草間彌生　永遠の永遠の永遠」が始まりました

 

地下鉄金山駅のエスカレーターの壁に

草間さんのポスターが連貼りされていて

それを見た息子が「強烈すぎる」とぼやいていました

 

草間さんお馴染みの水玉、目玉、横顔・・・というモチーフが

まるでアメーバのように増殖していくさまは

見る人によっては拒否反応を起こすかもしれません

 

でも不思議な魔力があるんです

 

空を見ているような、海底を見ているような

どこまでも続く無限な世界

 

だけどよ～く見ると

女子の好きなポップで可愛い世界が描きこまれていて

やたらテンションが上がるんです

 

草間彌生さんの作品からは強力な「女子力」が発散していて

これは若い女性だけでなく

私のようなおばちゃんやおばあちゃんも一瞬にして虜にしてしまう

年齢制限なしの女子力のようです

 

「チューリップに愛をこめて、永遠を祈る」という

水玉に埋め尽くされた彫刻作品が展示されている小部屋の中です

 

男性はそそくさと出て行ってしまうんですけれど

女性はポーズをとって記念写真を撮ったりと

みなさん、とっても盛り上がっていました

水玉効果でしょうか

 

ミュージアムショップで便箋を買いました

 

便箋を見ただけで

あの興奮がまた蘇ってきます

 

今も精力的に創作活動を続けている草間さん

いつまでもお元気でがんばってください

  

草間彌生さん、パワーをありがとう！

テンション、上がりっぱなしでした



松坂屋美術館

１０月１３日まで