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「ういろう」を漢字で書くと「外良」となります
なんで「ういろう」と読むんだろうと思っていましたら
どうも、この外良、中国語のようです
元の国の礼部員外良職(薬を扱う職)だった陳さんという方が
日本に帰化しまして・・・
その際に博多で痰止めの薬を伝えたそうです
その薬の別名が外良らしい
元々は薬の名前だったようですね
お菓子の外良は
この薬の外良から発展したものではなく
黒糖を使ったお餅がこの外良薬に似ていたので
外良という名がついたそうです
ま、いろいろな説があるようですが・・・
外良は京都、伊勢、小田原・・・と日本各地に広まりました
伊勢の虎屋ういろのもっちり感は大好きです
甘さも抑え気味で優しい味がグッドです
現在は外良といえばお菓子の外良なんですが・・・
と思っていたら
小田原城の近くにある株式会社ういろうでは
薬のういろうとお菓子のういろうの両方を作っていて
薬のういろうに関しては
さすがに薬だけに症状を確認して販売されているようです
すごい!600年以上も前の製法を今も守っているんですね
どんな薬なんでしょうか
こればっかりは現地に行かないとわかりません
と前置きが長くなってしまいましたが
名古屋でういろうといえば
青柳ういろうとか大須ういろあたりが有名なんですが
実は名古屋で最初にういろうを作ったのは
餅文総本店の初代餅屋文蔵さんでした
尾張藩二代藩主徳川光友に仕えていた明国出身の陳さんに
その製法を教わったとされています
名古屋ういろうの元祖です
その餅文さんが10月~11月の時期にだけ限定販売するのが
新米ういろです
ういろの生地に新米を粒のまま混ぜ込んだもので
新米ならではのもちもち感がたまりません
その粒粒感がおいしさを増幅させています
やっぱり、外良、おいしいです
外良にはちょっとうるさいんだから・・・と自負していた名古屋人ですが(?)
あらら、日本全国に外良があるなんて・・・
これはもう食べるしかないですね
まずは、京都の五建外良からでしょうか
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