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先週の土曜日の夜から全5話で
ドラマ「ロング・グッドバイ」@NHKが始まりました
原作はレイモンド・チャンドラーの「The Long Goodbye」です
あのフィリップ・マーロウものです
私は遠い昔に清水俊二氏の翻訳で読みました
邦題は「長いお別れ」
ものすごく面白くてこれはぜひ原文で読んでみたい・・・と思ったものです
読みませんでしたけど・・・
数年前に村上春樹氏の翻訳本が出て
あまりの分厚さにびっくりしました
え、清水さんのは端折ってたわけ?
しかし、どちらも面白くて何度も何度も読み返しましたよ
ハードボイルドの名作中の名作です
ドラマの舞台は戦後の東京です
ロング・グッドバイ〔東京篇〕 (ハヤカワ文庫 JA ツ 3-1)
和製フィリップ・マーロウは、増沢磐二
演じるのは浅野忠信くん
私の中ではマーロウといえばハンフリー・ボガードなので
浅野くんはちょっと若い?なんて思っていましたが
浅野くん、もう40歳なんですね
マーロウと同じような年齢ですわ
そしてなかなか雰囲気あります
渋いいい役者さんになりましたね
結構、キザな台詞が多いんですけど
力まずナチュラルに、思いのほか魅力的な和製マーロウを演じていました
この「ロング・グッドバイ」は
チャンドラーの最高傑作なんですけど
その魅力は?と問われれば
やはりテリー・レノックス、ドラマでは綾野剛くん演じる原田保のキャラでしょう
礼儀正しい迷い犬・・・
綾野くんがこの謎めいたむずかしい役どころをどう演じていくのか
ちょっと楽しみです
キャスティングを見ると
原作にはない役もあるみたいですが
残り4話、浅野マーロウがどう謎を解いていくのか・・・
結末は知っているにもかかわらずわくわくさせられます
To say goodbye is to die a little
この名台詞・・・
清水氏の訳は「さよならをいうのは、わずかのあいだ死ぬことだ」でした
「少しだけ死ぬ」と「わずかの間死ぬ」
さて、ドラマではどっちの台詞になっているんでしょうか?
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