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わが町知多半島に空港ができました。セントレア空港。いつでも飛んでいけるぞ、空の彼方へ、考えただけで幸せな気分。飛行機見ながら、ちょい福求めてぶらぶら歩いてみようかな、と。
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北斎展に行ってきました

 

ボストン美術館浮世絵名品展の第3弾で

しかもシリーズ最終回となる今回の北斎展

約140点の北斎作品が大集合です

 

非常に見ごたえがありました

今まで見たことのない北斎さん満載でしたよ

 

長生きの北斎さん

30回も改号し、90回以上も引越しし

そして生涯描いた作品はなんと3万点・・・

 

今まであまり公開されていなかったため保存状態がよく

色がとてもきれいです

あのベロ藍も非常に鮮やかでした

 

浮世絵を切り抜いて組み立てる組上絵なんかもあって

(よく子供の雑誌の付録についているようなもの)

北斎さん、いろいろなお仕事をしていたんですね、楽しくなりました

 

もちろんあの富嶽三十六景も21図、出展されています

 

富士山シリーズはじめ、瀧シリーズ、橋シリーズと北斎さんの風景ものが続きます

 

今年最初のEテレ「日曜美術館」は広重の「名所江戸百景」でした

 

北斎さんが富嶽三十六景を発表したのが72歳

30代の広重さん、その富嶽シリーズを見て衝撃を受けました

 

そしてその2年後に「東海道五十三次」を発表

大ヒットします

 

負けるものかと北斎さん、瀧シリーズ、橋シリーズを次々と発表

しかし、売上は広重さんにはかないませんでした

 

そこで風景画の版画はやめて肉筆画を描き始めます

その肉筆画も出展されています

 

このふたりの火花散るライバル関係が

お互いの作品レベルを上げていったんでしょうね

 

「てやんでぇ、若いもんに負けるもんか」と90歳まで生きた北斎さん

 

そんな北斎さんには、おんな北斎と呼ばれていた娘さんがいらっしゃいました

葛飾応為さん

作品はあまり残っていないそうですが応為さんの作品も出展されています

 

今回の北斎展の音声ガイド

四代目市川猿之助さんが担当しています

 

猿之助さんならば私も聞いてみたい・・・と思いましたが

とても混雑していて

特に猿之助さんのガイドがある作品の前は人だかりになっていて

自分のペースで鑑賞できない状態だったのでパスしました

 

おばちゃまたちは猿之助さんのガイドにうっとりしながら

北斎作品に浸っておられました

楽しい北斎鑑賞だったのではないでしょうか

 

昨晩の「ぶらぶら美術・博物館」は江戸東京博物館の「大浮世絵展」 

歌麿、写楽、北斎、広重・・・国内はもとより海外から一堂に集められた作品

約430点

これはまたスゴイですね

 

名古屋は3月11日からです@名古屋市博物館

今年は浮世絵をがっつりと味わいたいと思います

 

まずは冷蔵庫から・・・



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