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わが町知多半島に空港ができました。セントレア空港。いつでも飛んでいけるぞ、空の彼方へ、考えただけで幸せな気分。飛行機見ながら、ちょい福求めてぶらぶら歩いてみようかな、と。
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雲龍院をあとにして
狭い路地をくねくね下っていくと
お寺の塀らしきものが見えてきました
 
毘沙門天ののぼり旗が見えたので
そちらに入っていくと・・・
 
343f9fe9.jpegなんとそこがめざす
東福寺の塔頭、勝林寺でした

ご本尊は毘沙門天です
 



私、方角を見失っていましたが
この毘沙門天ののぼり旗を見て
ようやく、ここが東福寺の鬼門にあたるということがわかりました
 
が、どうもこのお寺は予約制のようです
お堂は閉まっていました
 
えっ?じゃあ、数珠は?
 
なんと、お堂の階段に箱が置いてあって
その中に数珠が無防備に入っていました
 
数珠の料金はお賽銭箱に入れてください、とのこと
 
tofukujikawara.jpg途中ちょっと雨がぱらぱらしてきましたので
足早に東福寺へ
 





摂政関白九条道家が
「浩基を東大に亜ぎ、盛業を興福に取る」との発願によって創建した大道場
 
東大寺・興福寺に比肩する大寺院ということで
両寺から各一字をとって東福寺と名付けられました
 
tofukujisanmon.jpg立派な三門です
中には入れませんが
楼上須弥檀には
お釈迦さまはじめ諸仏が安置されているようです

 


tofukujibutuden.jpg仏殿は明治14年(1881年)に焼失し
昭和9年(1934年)に再建されたもので
昭和の木造建築中最大の建物だそうです

みんなが覗いている先には・・・
 


tofukujibutudennaibu.jpg本尊釈迦立像
脇に摩訶迦葉尊者、阿南尊者
四天王が安置されています
 


tofukujibutudentenjozu.jpgそして天井には
堂本印象筆の龍の絵
 
この日
4つ目の龍をゲットです!
 


goshajojukyu.jpg三門の脇には
東福寺の鎮守、五社成就宮がありました
石清水、賀茂、稲荷、春日、日吉の五神社が
祀られています




tutennbasi.jpg遠くに見えるのは
通天橋




tofukujihasi.jpg仏殿から開山堂に至る
洗玉澗(せんぎょくかん)に
架けられた橋廊です

紅葉の頃は
さぞかしきれいなんでしょうね
 
tofukujigoshuin.jpgご朱印をいただいて
数珠をゲットして
 







tentokuin.jpg天得院
 
お堂らしきものがないんです
あるのは保育園だけ・・・

 


おろおろしながら・・・
ピンポン何度も押しながら・・・
ちょっとあせってしまいました
 
桔梗の季節と、紅葉の季節のみ特別拝観ということだそうです
 
tentokuinhoikuen.jpgですから
数珠をお求めの方は
こちらの保育園の門を入って
保母さんにお尋ねください
 



お参りすることもなく
数珠のみゲット!
 
この段階で13:00ちょっとまわっていました
 
enmusubicafecocohana.jpgランチ、ランチと
東福寺駅に戻ってきて
駅近くの
縁むすびカフェ「ここはな」という
私たちふたりには
およそ場違いなカフェになぜか入ってしまいました




enmusubicafe.jpg築100年の町屋を改装した
カフェだそうです
 
恋パフェだとか
Cocohanaパフェだとか
小っ恥ずかしいネーミングですが
ちょっと気になるスイーツありました・・・

しかし私たちはビビンバとカレーをがっつりいただきました
 
ここ床暖房だったんですよ
靴を脱いで足を投げ出してしまったら
伏見稲荷?やめとく?と
もう気分はミッション終了になってしまいました
 
それにちょっと雲行きもあやしくなってきました・・・
 
15:00の電車に乗って
ちんたらちんたら18きっぷの旅・・・
 
私たちふたり、かなりベテランになりました
 
動きもよどみなく
だいたい何両目あたりが空いているとかわかるようになってきまして
行きも帰りも座席確保できました
 
ただ、ばあちゃん軍団のように
「みかん、食べる?」とか、「せんべい、いる?」とか
まだまだこういう域には達することはできていません
 
でも、たぶん、あともう一息です・・・
 
18時に帰宅
 
17160歩。消費カロリー426.3kcal。脂肪燃焼量60.9g。
 
仏像、龍、数珠・・・
かなり欲張りな旅でしたが
無事、つつがなくまわることができました
 
知らない京都、まだまだありますね

            

瀧尾神社&即成院
法音院&戒光寺
今熊野観音寺&泉涌寺&雲龍院
勝林寺&東福寺&天得院






 
 
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imakumanokannondera.jpg戒光寺のお釈迦さんに見送られ
うぐいすの「ホーホケキョ」を聞きながら
泉涌寺道を左に折れると赤い橋が見えてきました
 




静かな山の中です
 
今回、桜には恵まれませんでしたが
道中は「ホーホケキョ」とずっと一緒でした
 
imakumanohondo.jpg今熊野(いまくまの)観音寺です

ご本尊は弘法大師作と伝えられている十一面観音
 
熊野権現を信仰されていた後白河上皇は
今熊野の地にも熊野権現を勧進され
このご本尊を本地仏として定められ深く信奉されました
 


今様狂いの後白河上皇は頭痛持ちだったようで
こちらの観音さんに頭痛平癒のご祈願を続けましたところ
たちまち癒えてしまったそうで
以来、頭痛封じ・学業成就などの頭の観音さまとしてはもとより
厄除開運・健康長寿・ぼけ封じの観音さまとして信仰を集めています
 
そんな関係で、枕カバー、売っていました
 
imakumanobokehujikannon.jpgさすがに
枕カバーは買いませんでしたが
ぼけ封じは
しっかりお祈りしてまいりました
 



imakumanokannnonderagpshuin.jpgご朱印をいただき







imakumanokomamoritaisi.jpg大師さまのまわりを1周まわって
軽くお砂踏みなどして
 







いよいよ泉涌寺(せんにゅうじ)へ
 
sennyujigoshuin.jpgこちらは、ご朱印にもありますように
「みてら」です

そして菊の御紋です
 





sennyuji.jpg大門をくぐって
なんと参道を下っていくと・・・
入母屋造り本瓦葺きの仏殿が見えてきます

009年のJR東海「そうだ京都、行こう」キャンペーン
お馴染みのあの仏殿です
sennyujihondenyokosakura.jpg
さらに下っていくと・・・

あ、桜だっ

今回、唯一見た
ほぼ満開に近い桜です

仏殿には運慶作と伝えられている
阿弥陀・釈迦・弥勒の三尊仏が安置され
過去・現在・未来の三世にわたって
人類の平安と幸福を祈る人々の信仰を集めています
 
鏡天井には狩野探幽筆の蟠龍図が
また裏堂壁にも狩野探幽筆の白衣観音像が描かれています
 
この日、2つ目の龍をゲットです!
 
sennyujishariden.jpgこの仏殿の奥にある舎利殿
今回の旅のメインイベントです
 
12年に1回特別公開される
狩野山雪筆の「蟠龍図」です
こちらの「蟠龍図」は、鳴き龍
 

堂内で手を叩くと
まるで龍が鳴くような残響音があるんです
 
ビヨヨヨヨ~ン
 
同級生と私、パンパンと手を打ってきました
 
他の方々が苦戦する中
私たちふたりだけは、やたら鳴かせちゃいまして・・・
 
調子に乗ってパンパンやっていましたら
手の平が真っ赤になってしまいました
 
若いお坊さん、横で苦笑していました(汗)
 
「また12年後も来るから」と同級生・・・
 
この日、3つ目の龍をゲットです!
 
sennyujisange.jpg特別拝観の記念として
龍の散華もいただきました
 





yokihikannondo.jpg満ち足りた気分で
大門近くの楊貴妃観音堂

お美しいです、楊貴妃観音さん
 
楊貴妃の美にあやかろうと
たくさんの女性たちが参拝にいらっしゃるそうです
 
私はすでに手遅れではありますが
一応、手を合わせてお参りしました
 
unryuin.jpg大門を出て
雲龍院をめざします






本堂には薬師三尊(薬師如来、日光&月光菩薩)がいらっしゃいます
最近、身体のあちこちにガタがきている同級生は
特に念入りに読経していました
 
お寺の台所に安置されている「走り大黒天」
本当に走っていましたよ
 
unryuinminiryu.jpg残念ながら
襖絵「双龍風雷図」は非公開文化財ですので
特別公開のときしか拝見できません
今回はミニサイズの龍で我慢です
 



徳川慶喜没100回忌「大奥衣裳展」が開催されていて
ドラマで、浅野ゆう子さんや松下由樹さんらが着た着物が展示されていました
 
unryuinisidoro.jpgその徳川慶喜寄進の石燈籠です
砂紋は、菊の御紋です
 





unryuingoshuin.jpgご朱印をいただき
数珠をゲットして
次なる寺をめざします
 






・・・・・・・・・・続く

            

瀧尾神社&即成院
法音院&戒光寺
今熊野観音寺&泉涌寺&雲龍院
勝林寺&東福寺&天得院


 
 
honenin.jpg即成院の隣にある
泉涌寺(せんにゅうじ)の総門をくぐってすぐ
向かって右側に法音院(ほうおんいん)が
見えてきました

泉涌寺の塔頭のひとつです
 

ご本尊は投げ縄をもつ不空羂索観音さん
鳥や魚を捕えるように人々をあまさず救ってくださる観音さまです
 
こちらには泉山七福神の寿老人が祀られており
山門をくぐると
鹿を従えた寿老人が迎えてくれます
 
honeningoshuin.jpgご朱印をいただき
本日最初の数珠も
ゲットいたしました
 






kaikojimon.jpg山門を出ると
左側に戒光寺(かいこうじ)が見えてきました
 




kaikoinhondo.jpgなんと
こちらの釈迦如来は
運慶、湛慶親子合作というではないですか・・・
 




呼ばれました、私たち
お釈迦さんに、そして運慶、湛慶に・・・
 
あいや~
まさにサプライズであります
 
ただのお釈迦さんではありませんでした
ただの運慶、湛慶合作ではありませんでした
 
なんと、それは首が痛くなるくらい見上げるような
身の丈は約5.4m、台座から光背部を入れるとなんと10mもある
釈迦如来立像でした

同級生と私、腰、抜けそうでした
 
それでもって
私、突然、激しく咳きこんでしまい
ひーひー言いながら手を合わせました
 
彩色も残っていて
元は極彩色だったことが窺われます
寄せ木造りです
 
喉の部分が汚れていました
 
なんでも後水尾天皇が即位争いに巻き込まれ
暗殺者に寝首を掻かれたとき
このお釈迦さんが身代わりになり
そのときに付いた血だと言われています
 
えっ?では、私の咳きこみはこのお釈迦さまの喉の血と関係あり?
 
喉の病気を治してくださる仏さまだそうです
 
ほどなくして
私の咳きこみは治まりました
不思議な体験でした
 
このお釈迦さんのおかげで
後水尾天皇は85歳の天寿を全うされたそうです
 
ものすごいパワーのあるお釈迦さんです
私、身をもってそのパワーを感じました
 
こちらのお釈迦さん、爪がとても長いんです
お姿もしかり中国スタイルの仏さんでした
 
kaikojigoshuin.jpgご朱印をいただいたときに
 
こちらの丈六のお釈迦さんにお逢いできるのは
ご縁のある方だけです、と言われました
 
ありがたいです
 



同級生と私
感動に打ち震えながら
さらに泉涌寺道を奥へ奥へ進みました
 
・・・・・・・・・・続く

            

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