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わが町知多半島に空港ができました。セントレア空港。いつでも飛んでいけるぞ、空の彼方へ、考えただけで幸せな気分。飛行機見ながら、ちょい福求めてぶらぶら歩いてみようかな、と。
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watanabeakihiro.jpg渡辺晃宏氏といえば
約数名の方々は
「はい、はい、はい、あの渡辺室長ね」と
すぐわかると思います。


平城京一三〇〇年「全検証」―奈良の都を木簡からよみ解く
 


奈良文化財研究所の都城発掘調査部史料研究室長さんです。
馬場さんの上司です。
渡辺室長も去年の平城京関係の番組ではよくお見かけしました。
 
馬場さんの著書「平城京に暮らす」が出た2ヶ月後に
渡辺室長のこの分厚い本が出ました。
なんといっても「全検証」ですから・・・。
奈文研の50年に渡る発掘調査の成果をまとめたものです。
 
分厚いんですが、カラー写真も多く
ページレイアウトがきれいなので
とても読みやすかったです。
これ、非常に勉強になりました。
 
まず、馬場さんの「平城京に暮らす」を読んで
http://829xiaoxingfu.blog.shinobi.jp/Entry/436/
あ、面白いじゃん、木簡って。もっと知りたい・・・と思ったら
渡辺室長のこの本に挑戦してみてください。
100点以上の木簡が掲載されています。
が、渡辺室長的にはまだまだ足りない・・・
「あの子にも語らせたかった、この子も登場させたかった・・・」
渡辺室長の木簡への愛を感じました。
 
馬場さん講座より・・・
渡辺室長は、木簡アタリな方らしいです。
掘ると、必ず、木簡がザクザク出るらしい。
片や、馬場さんは、木簡に関してはハズレ屋さん。
馬場さんは、遺跡らしいです、掘ると、柱の跡・・・。
 
実は、渡辺室長が掘った木簡なんですが
いまだ手つかずのままのプラスチックコンテナが山ほどあるらしく
なんでも、洗浄するだけで、あと5年かかるとか・・・。
 
なので渡辺室長の「ただ今、帰りました、今日も出ました」を聞くと
みんな、うんざりするらしいです、「またかぃ」みたいな。
 
ところで、木簡の中には
文字の練習に使われた習書木簡というのがあるんですが
さて、天平びとたちがよく練習した文字はなんだと思いますか?
 
1位 大
2位 人
3位 道
4位 天
5位 月
6位 部
7位 為
8位 有・十
10位 日
 
意外と簡単な文字を練習しているんですね。
でも、「大」という文字は、留めもあるし払いもあるし
文字のバランスをとる練習にはいい漢字?
「為」は、私、わかるなぁ、この字、バランスむずかしいよね。
 
渡辺室長も、馬場さん同様
やはり幸せ感いっぱいでお仕事している方でした。
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木簡整理室
お待ちしておりました。渡辺室長の話題。

ほんとうに、「歴史学者さん」という言葉がぴったりな方ですよね。

「(木簡たちは)みんな、可愛い子どもですから」と・・・・

奈文研の案内をしていただけるなら、木簡整理室は、絶対、渡辺室長にお願いしたいです。

小学校三年生。初めての習字は「一」から始まり、「月」「火」「水」などなど。
天平人と似ているかもしれませんね。
どんと 2011/02/10(Thu)20:31:20 編集
木簡整理室ツアーね
どんとさん

調査担当者には、遺跡や遺物から最大限の情報を引き出す責任と義務がある。なにをどこまで語らせることができるのか、その加減がわかっているのは調査者をおいてほかにない。調査者が語らなければ、無責任な憶説の横行を認めることになってしまいかねない。

という思いから、この本を執筆されたそうです。
渡辺室長の静かな情熱を感じましたね。

初めての習字、そうだよね、まず留め、そして払いという基本をきちんとおさえつつ習いましたよね。

行書体や隷書体などのいろいろな書体の練習もしていたようです。文書によって、書体を使い分けていたんでしょう。
madamyam 2011/02/10(Thu)21:32:10 編集
ぴったり!
「静かな情熱」ぴったり!ですね。

華やかな馬場さんも素敵なんですが、

う~ん。私は、渡辺室長さんの波長が、ホットするというか、共感するというか・・

書体には、「その書体が持つ格」みたいなものがあるのですか?
文章の種類と 書体の「格」をあわせるのですかねぇ。
どんと 2011/02/10(Thu)23:31:13 編集
たとえば
どんとさん

よくはわかりませんが、たとえば、写経のような文字と、勤務表のような事務的な文書の文字では、書体を使い分けていたのかな、と。

渡辺室長が、バットみたいな容器から木簡を見せるとき、水分を含んだ布をそ~っとめくるじゃないですか、たぶん戻すときも、そ~っと布をかぶせるんだと思いますが、その様子が、わが子に布団をかけるお父さんのようで、私、心打たれました。
madamyam 2011/02/10(Thu)23:43:58 編集
再放送
今、TV番組表を見て、びっくり。

明日11日(金)13時00~ BS2 再放送のオンパレードですね。

13時00~ 「古代日本のハイウェー」

14時30~ 「幻の巨大八角塔」

16時00~ 「仲麻呂の乱」

 madamyamさんは すでに録画済みだったような・・・ 
どんと 2011/02/11(Fri)00:28:11 編集
おお、また再放送
どんとさん

ありがとうございました。またまた再放送ですね。はっ、録画してありますが、私、何度でも見ますとも・・・。

朝から、雪。今日は外出できませんので、まったりテレビ観賞です。

平城京も雪景色・・・。
madamyam 2011/02/11(Fri)08:50:13 編集
無題
どんとさん、情報ありがとうございます。
うちのほうもやっぱり雪ですので、
午後はまったりテレビ観賞です。

渡辺先生の御本、あるんですねー。
チェック甘かった。
しかし今は平城京事典でいっぱいいっぱいなので、
これが終わったら、読んでみたいです。
箱いっぱいの遺物!代わりに行って水洗いしたい〜〜。

「仲麻呂の乱」の渡辺先生、メガネとって当時の役人姿素敵ですね〜〜。渋くてかっこいいです。
しかし、なんであの奈良文研総力をあげて作った小芝居に、馬場先生が出ていらっしゃらないのでしょう?
仲麻呂側の司令官役で、当時の鎧兜姿を拝見したかったです。
私戦国時代の鎧兜より奈良時代のほうのが好みです。

madamyamさん、
19日はリュックで行こうかしら。
すっかり買い出しおばちゃんですね。
toutoumi URL 2011/02/11(Fri)11:47:11 編集
鹿さんも寒そう
toutoumiさんは 発掘のお仕事していたんですものねぇ。お手伝いできそうですよね。

発掘のお仕事って、掘る前に、研修とかあるのですか? 

奈良公園の今日の様子、よろしければチェックしてみてください。

「なら散策日記」

http://blog.narasaku.com/?month=201102

よく奈良の今を、感じさせてもらっています。

鹿さんも寒そう。
どんと 2011/02/11(Fri)19:13:54 編集
美しい雪景色!
どんとさん

ありがとうございました。きれいですね。
まるで、絵葉書のよう・・・。

こんな雪の日でも、興福寺南円堂にはお参りの方がいらっしゃいましたね。

madamyam 2011/02/11(Fri)19:58:29 編集
リュックで買出し・・・
toutoumiさん

19日はリュックですか・・・、やる気満々ですね。大根の葉っぱがリュックからはみでないように、上手にしまいましょうね。

ふたりで役割分担したんだと思います。
madamyam 2011/02/11(Fri)20:08:30 編集
無題
どんとさん。

研修ないんですよ。
いきなりできることからやらされます。
私は図面書きばかりしてました。

どんとさん、ありがとうございます。
こちらのブログ画像がキレイですね。
今日奈良へ行ってる人ラッキーです。
こんな素敵な景色が見られて。
toutoumi 2011/02/11(Fri)20:11:01 編集
これからも宜しく
はじめまして
この春中学生になる、わが娘は大の馬場さんファン。
「嵐の桜井君より好きかも~^^」と…
将来の夢は奈良考古学研究所で研究員になる事。
馬場さんのお話を身近で聞けるなんて羨ましがると思います。
これからも、情報お願いしますね。
みい URL 2011/02/15(Tue)12:20:39 編集
す、すばらしいことです
みいさん

はじめまして。
小学生の娘さんが、馬場さんファンだってこともすばらしいですし、さらに奈良文化財研究所で研究員になるという夢・・・、すごいですね。

ぜひともがんばっていただきたいです。

娘さんが入社したときには、馬場さんは室長さんとか、それ以上の役職にあるかもしれませんね。どんなに偉くなられても、馬場さんは永遠に素敵な方だと思います。

すごいですね、馬場さんの布教活動は、しっかり成果が出ていますね。子供たちに夢と希望を与えているんですもの。研究者冥利につきますね。

はい、今週末、馬場先生の木簡講座行ってきますね。私などは全く知識もありませんので、娘さんのお勉強には何のお役にも立てませんが、がんばって聞いてまいります。
madamyam 2011/02/15(Tue)16:38:59 編集
馬場さんツァー
madamyamさん 「馬場さんチェック」作ってよかったですね。
こんな短期間に、いろんな人が集まってきて。みんなで「ちょい福」を感じて。

madamyamさん お願いがあります。

いつか madamyamさんが行きたい、「馬場さんツァー」を取り上げてもらえませんか?

馬場さんに案内してほしい所。
馬場さんにしてほしい話などなど。なんでも。

toutoumiさん みいさん みいさんの娘さんの意見も聞けたら、楽しいなぁ。

いつかでいいんです。 いつか・・・

madamyamさん  toutoumiさん、講座前、風邪などひきませんように。
家事より、仕事より 講座!です。
どんと 2011/02/15(Tue)22:30:50 編集
は~い
どんとさん

寒いですね。どんとさんは、風邪などひいていませんか?

私、どこだっていいんですが、また折をみて、書かせていただきますね。
madamyam 2011/02/15(Tue)22:50:03 編集
! びっくりマーク
渡辺室長の本、読み終えました。
木簡を読む過程が書かれていて、推理小説を読んでいるようでした。面白かった。

ちょうど「西隆寺」の所を、二時間前に読んだばかりで、「西隆寺ってどこにあったの?後で調べよう」と思っている時、今日のmadamyamさんのブログを見たら、まさに「西隆寺」びっくり!
madamyamさんって、もしかしたら 超能力者?(笑) 西隆寺残ってないんですねぇ。

渡辺室長の本、木簡から読み取れることを、忠実に、ドラマをつくることなく書いていますね。それが、信念なんでしょうね。

室長は「この子たち」と、木簡のことを呼びますよね。本を読んで、木簡の長さ・厚み・文字の雰囲気から見て分かること。愛情を持っている人だからこそ、「その子の」体格や顔色・表情から、ビビビと分かることがあるんだなぁと。思いました。

直接、お話聞きたいですねぇ。

これだけおさえて書かれた文章のなかに、!マーク発見。これって、室長がほんとうに、気持ちが高揚した所なんだなと、ちょっと微笑ましかったです。 シャイですねぇ。
どんと 2011/03/26(Sat)22:03:36 編集
渡辺室長の本
どんとさん

面白かったでしょ、渡辺室長の本。

西隆寺、ぴったしかんかん(死語)でしたね。ならファミリーから、せんとくんカプセルを買ったサンワシティあたりも西隆寺だったようです。

渡辺室長は、シャイで、温厚な方なんでしょうね、文章を読むと、わかります。読んでいると、心がほっこりとしてきます。「奈良の寺」を読んだときもそう思いました。

奈良に行かれた際は、ぜひならファミリーにもお立ち寄りください。
madamyam 2011/03/26(Sat)22:24:18 編集
BSなう
今、BSプレミアム「法然上人絵伝」見ているのですが、この番組のナビゲーター。松岡正剛さんって、渡辺室長の本の帯のコメントを書いた方ですよね。ちょっと、気になっています。
どんと 2011/04/23(Sat)22:34:39 編集
年とられましたね
どんとさん

松岡正剛さん、年とられましたね、ちょっとびっくり。雑誌の編集をしたり、アート系のお仕事をしたり・・・、独特のセンサーを持っていらっしゃっる方です。

相変わらずダンディでがんばっていますね。
madamyam 2011/04/23(Sat)23:03:24 編集
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