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わが町知多半島に空港ができました。セントレア空港。いつでも飛んでいけるぞ、空の彼方へ、考えただけで幸せな気分。飛行機見ながら、ちょい福求めてぶらぶら歩いてみようかな、と。
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大阪をうろうろしてから、またまた近鉄で奈良入りです

 

マナカが大阪地下鉄だけでなく

近鉄でも使えることにちょっとびっくりです

 

慣れない町で切符を買うのはちょっと一苦労なので

とっても便利~♪

 

さてさて奈良の町はいつになく混んでいました

さすが「正倉院展」の季節ですね

 

奈良着、すでに夕方の4時をまわっていました

興福寺東金堂後堂の正了知大将はあきらめて

そのまま奈良国立博物館へGO!

 

4時半からの正倉院展オータムレイトで入場しました

 

入った当初はちょっと混雑していましたが

5時過ぎるとがらがら・・・

 

ゆっくり宝物を見ることができます

 

まずは伎楽面の崑崙がお出迎えしてくれます

 

今年は藤原仲麻呂の乱から1250年だそうで

仲麻呂がらみのものもいくつか出陳されています

 

例えば「東大寺封戸処分勅書」

 

仲麻呂自らが書き記した東大寺の収入の使い途を示した文書です

全く墨のかすれのない力強い字です、ちょっと右上がりの・・・

自信に満ちあふれているというかちょっと傲慢?

 

孝謙天皇が淳仁天皇に譲位したあとも

天平宝字のまま、改元していないというか

改元させなかったのは、やはり仲麻呂の存在があったからなんでしょうね

 

重祚して称徳天皇として即位したとき

天平神護と改元しました

 

光明皇后が収めた宝物のうち半分は武具や武器でした

しかし、その大半は仲麻呂の乱のときに持ち出され戻ってこなかったそうです

 

その残された武器・武具が一部展示されています

 

「漆塗鞘御杖刀」

聖武天皇の仕込み杖です

一見、杖に見えますが、中には刀が入っていて

非常時には自分を守るための刀だったんですね

 

黄金荘大刀も印刷物やテレビで見るよりもきれいでしたが

私的チェックポイントは「手鉾」というちょっと短めで刀身が湾曲した鉾

馬上で使ったものだとか

屋内で天皇の身辺警護の際に使ったものだとか

いろいろ説はあるようですが、実際にはどうなんでしょうか

ちょっと謎めいた手鉾でした

 

「鳥毛立女屏風」も聖武天皇のひじつき「紫檀木画挾軾」も

どれもこれも素晴らしい宝物ばかり

 

聖武天皇が大仏開眼会で履いたという赤い靴「衲御礼履」は

表は牛皮、裏は鹿革、中敷は綾(絹織物)という豪華なものですが

ぱっと見、北欧のフェルトのスリッパみたいで

しかもそれよりももっと可愛い・・・という

古代の職人たちの技術力とともにセンスにも脱帽してしまいました

 

2700個のガラス玉をつなげた「雑玉幡 残欠」も

想像以上に色がきれいでした

 

先週の日曜美術館でじっくり宝物を見たつもりでしたが

やはり本物を見ると感動します

 

眼福眼福の1時間半でした

 

これ、オータムレイトの記念品です

第7回正倉院展のポスターだそうです

 

正倉院展のロゴが可愛いです



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