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わが町知多半島に空港ができました。セントレア空港。いつでも飛んでいけるぞ、空の彼方へ、考えただけで幸せな気分。飛行機見ながら、ちょい福求めてぶらぶら歩いてみようかな、と。
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なかなか図書館の順番がまわってこなくて・・・
 kinyakugenji6.jpg
発売から遅れること1ヶ月ちょい
やっと「謹訳源氏物語六」を読みました。
 
「謹訳源氏物語六」は、若菜上・若菜下です。



謹訳 源氏物語 六
 

あの光源氏も40代のおじさんになりました。
准太上天皇という地位にあり
権力、地位、名声、金・・・
すべてのものを手に入れた男です。
 
正直、腹がたってくるんですよね。
 
そこで、この若菜上・若菜下がくるわけです。
 
光源氏は、娘ほどの年齢差のある
女三の宮(朱雀院の愛娘)と結婚することになるんですが
その女三の宮が柏木という若者と密通し子どもができちゃいます。
 
1000年以上、読み継がれてきた源氏物語
多くの女たちは、この若菜上・若菜下を読んで
ざまあみろ!因果応報だよ!と溜飲を下げるんではないでしょうか。
えっ?私だけ?
 
光源氏は、父親・桐壺帝の後妻・藤壺と密通し子をなしました。
冷泉帝です。
 
桐壺帝はその事実を知っていたかどうかはわかりませんが
光源氏にはなにも言いませんでした。
 
それに引きかえ
光源氏は、ちくちくちくちくいじめます、女三の宮と柏木を。
 
いやな男・・・。
 
前回読んだのは瀬戸内寂聴さんのもの。
それから十数年経ていますから
私もそれなりに年をとりました。
 
やっぱり、ざまあみろ!とは思いましたが
娘の育て方についての光源氏の一家言に
なるほどと納得しました。
 
つまりは紫式部さんの子育て、特に娘の育て方ですね。
 
本と言うのは
人によっても受け取りかたはさまざまでしょうが
読む年齢によっても見方が変わります。
 
また数十年後に読むと
やはり変わるんでしょうかね
ざまあみろ!なんて
もう思わないのかもしれません。
 
murasakisikibugreenmi.jpgさてさて
我が家のムラサキシキブ・・・
まだ花もあるし、つぼみもありますが
すでに実もなっています。




紫色に色づく頃には「7巻」が出ます。
 
どちらも待ち遠しいです。
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