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風太郎のあばら家は吉田山の麓にあります
現在の京都大学の東側
つまり洛外です
風太郎の場合、洛中へは荒神口から入ります
秀吉さまは、以前大内裏があった場所に聚楽第を建設し
寺院を移築し寺町をつくったり
貴族たちを内裏の周辺に集住させたりと
さまざまな京都改造に着手します
その総仕上げが御土居堀
北は鷹峯、東は鴨川、南は九条、西は紙屋川と
京都の周囲を御土居(おどい)と呼ばれる城壁で囲みました
この城壁の内側が洛中、外側が洛外で
洛中と洛外の移動は、口という関を通らないと出入りができません
この御土居は、鴨川、紙屋川の水防の役割も果たしていたようです
びっくりなんですけど、高さ5mもあります
その基底部は約20m
そして御土居の外側には幅約20mくらいの堀がめぐらされており
御土居20m、堀20mと、合わせて幅約40m、高さ5mもの巨大な構造物が
京都の町を取り囲んでいたんです
しかも御土居の上には竹が植えられていたらしい
城壁でなんにも見えないわけですね
ある日、風太郎と黒弓は御土居の周囲を歩いて京という町を把握しようじゃないかと
御土居堀ウォーキングに出かけます
荒神口から堀の外側を南下します
途中、七条大橋を渡って
今の京都駅の南側を歩き東寺へ
東寺を越えると御土居は北上します
風太郎と黒弓のふたり
延々と続く御土居に飽きてしまい、途中の口で洛中に入ります
そこは北野社(北野天満宮)でした
実は北野天満宮のもみじ苑というのが御土居堀の跡なんです
北野社で風太郎はお茶を初めて飲み
そして出会ってしまうんです、あの残菊と・・・
御土居の総延長は22.5km、いつか歩いてみたいです
さて来週から往復2300円の青春18きっぷが始まります
京の町で風太郎の足跡を見つけることができるでしょうか?
風太郎的京都歩き
ひさご様の京都見物~祇園会
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風太郎と黒弓の御土居堀ウォーキング
光悦をたずねよ
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