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今日12月16日は東大寺の3つのお堂の秘仏開扉の日
開山堂の良弁僧正、法華堂の執金剛神、俊乗堂の重源上人
健脚の同級生と青春18きっぷで奈良東大寺に行ってきました
10時半頃、東大寺に到着
開山堂には長い列ができていたので
まずは法華堂へ
平成22年から始まった修復工事がやっと終わった法華堂
今年の5月から拝観が再開しました
日光&月光観音菩薩さんはじめ、数体の仏像は東大寺ミュージアムに移され
合計10体・・・と安置されている像は減りましたが
高さのある仏像が残ったので
法華堂はやはり迫力がありました
12月16日は執金剛神像が特別公開されます
ご本尊不空羂索観音菩薩の背後で北面する執金剛神像
憤怒の表情で金剛杵を振りおろそうとしています
良弁僧正の念持仏だったそうです
奈良時代の像ですが部分的に当時の色が残っていて
かつては鮮やかなお姿だったと思われます
と、思っていましたら
東京芸大と東京理科大の共同チームが表面に残る顔料から
天平の極彩色の文様をCGで再現してくれました
12月24日まで東大寺ミュージアムにて
その復元図が展示されています
柄もの鎧コーディネイト、憤怒顔にぴったりですね
法華堂拝観後もまだ開山堂の前には長蛇の列
先に俊乗堂へ
俊乗堂のご本尊は鎌倉時代に東大寺を再建した重源上人さん
背中を丸めて座る小さなお姿に
「どうもごくろうさまでした」と声をかけずにはいられませんでした
平安末期の愛染明王
快慶作の美しい阿弥陀如来像にもお参りさせていただきました
鐘楼の東に朱塗りのお堂があって
人が出入りしていたので私たちもお参りさせていただくことにしました
念仏堂です
ご本尊は地蔵菩薩さん
大概、地蔵菩薩は、立っておられますが
こちらは坐像でした、でも右手には錫杖・・・
この後、開山堂の列に並びました
お堂の中に八角造のお厨子があって
その中に東大寺の初代別当良弁僧正が座っておられます
その良弁僧正の裏側には實忠和尚
二月堂修二会の創始者です
境内には使い終わったお松明が置かれていました
久しぶりに四月堂へ
先回、こちらのセンターを務めていた千手観音さんは
東大寺ミュージアムへ移動したため
新しく十一面観音さんが安置されていました
なかなかきれいな観音さんでしたよ
本日の秘仏拝観をなんとかクリアし
二月堂から奈良の町を眺めました
向かって左側が四月堂、右側が開山堂
ちょうどお昼の時間なので
開山堂の長蛇の列はちょっとひと息つきました
私たちはこの後、東大寺ミュージアムへ
以前、四月堂にいらっしゃった千手観音さんは
ガラスケースの中ではありますが
広いスペースでのびのびと手を伸ばしていらっしゃいました
どうもここが安住の地となるようです
午後1時半、ミッション終了
飛鳥園さんの隣にある釜めしの「志津香」で
奈良七種釜めしをいただきました
オーダーをとってから
ひと窯ひと窯炊きあげるので時間がかかりますが
身も心もしっかり温まるおいしい釜めしでした
すでに3時
陽が陰ってきたら寒くなってきたのでJR奈良駅へ
なぜか3人もいて・・・
駅ビルでごっちゃりお買い物をして帰宅
東大寺三昧の一日でした
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