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わが町知多半島に空港ができました。セントレア空港。いつでも飛んでいけるぞ、空の彼方へ、考えただけで幸せな気分。飛行機見ながら、ちょい福求めてぶらぶら歩いてみようかな、と。
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文字が小さいので、かなり苦戦していますが
毎日、少しずつ読んでいる中西進先生の「万葉集」。

先週の朝日新聞の日曜版だったと思いますが
いつかは読みたい本ランキングがありまして
1位  紫式部「源氏物語」
2位  司馬遼太郎「坂の上の雲」
3位  トルストイ「戦争と平和」
4位  ドストエフスキー「カラマーゾフの兄弟」
5位  プルースト「失われた時を求めて」
6位  柳田国男「遠野物語」
7位  ダンテ「神曲」
8位  万葉集
9位  吉田兼好「徒然草」  (9位は同票)
9位  太宰治「人間失格」 
 
という結果でした。
みんな古典を読みたいと思っているんですね、やはり。
 
「万葉集」も「源氏物語」も、1000年以上も前に書かれた作品
時を経てずっと読み継がれてきた作品ってことは超名作なわけですよね。
 
「万葉集」も、時代背景とかをきちんとふまえて読むと
なかなかドラマチックなんです。
心が痛くなるような歌もあるし
目の前がぱっと広がるような歌もあるし
ものすごくイマジネーションをかきたてられる歌もあるし・・・
 
「古典は読むとうろたえる。
読む前と後で、生きている感触が違うものになる」とありましたが
今みたいな不安な時代、杖が欲しいんです、それが古典なのかもしれませんね。
 
geijutusinchomanyoshu.jpgところで、去年出た芸術新潮4月号は
平城京遷都1300年記念ということで
万葉集の特集でした。
「万葉集であるく奈良」





geijutusintyo20104babasan.jpg奈良文化財研究所の馬場基さんも
原稿を書いていらっしゃいます。
 
歌の背景はもちろん
あと作者の心の内を
馬場さんならではのアングルで解説してくれています。
 

早く「万葉集」を読み終えて
ああ、これがあの山か・・・と、かみしめながら、奈良を歩きたいものです・・・。
 
まだまだかみしめるところまではいっていませんが
今月末、奈良に行ってきます。

1月30日の馬場基さんの木簡講座、私、出席いたします。
先日、往復はがきで応募しましたら
ヘンシ~ン(返信)が来ました。
直にお話を聞いてきます。
再度、馬場さんの著書を読み返して、ちょっと復習しなくっちゃ。
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ただ今、見終わりました
「たけしの新・世界七不思議5~長安城VS平城京」@BSジャパン
 
面白かったです。
聖徳太子は藤原不比等が政治的意図をもって創り上げた偶像・・・
じゃあ、あの1万円札はどうしてくれるよ!って感じですけど。
 
まあ、確かに、「日本書紀」は不比等が編纂したもの
そこで歴史が改ざんされたというのは尤も至極なことで・・・
もともと歴史というのは勝者の記録なわけですから。
 
今、私が見ている韓国ドラマ「善徳女王」の
チュンチュ(後の武王)、キム・ユシンの名も出てきました。
 
ほんの短い時間でしたが
なかなか、かっこよいアングルでしたね、下から煽った感じで。
白のタートルネックセーターも万年青年っぽくって好感度アップです。
 
馬場さん、この撮影時、風邪をひいていらしたんでしょうか
鼻声だったような・・・。
 
録画してあるので、再度検証してみたいと思います。
この際なので、私、「馬場さんチェック」というコーナーを作ります。
 
テレビ、雑誌、本などなど、馬場さん情報ありましたらぜひぜひ教えてください。
奈良文化財研究所の馬場基さんのファンを名乗ったにもかかわらず
私、馬場さんの著書を1冊も読んでいない、これじゃあ、ファン失格やね。
 
ということで、読みまheijokyonikurasu.jpgしたよ、馬場基(ばば はじめ)さんの本。







平城京に暮らす―天平びとの泣き笑い (歴史文化ライブラリー)
 

聖武天皇のこと、藤原仲麻呂のこと、称徳天皇のこと・・・
天皇や貴族のことは日本史の授業で習ったからなんとなく知っているけど
平城京に暮らしていた、いわゆるフツーの人たちって
一体どんな生活をしていたんだろう・・・
それを例の木簡から読み解いていくという本です。
 
この手の本って、データや史料の引用が多くて読みにくいんですよね。
結局、専門知識のない私は門外漢・・・
という感じで、ギブアップしてしまうことが多いのですが
馬場さんのこの本はわかりやすくとても面白かったです。
次回の奈良は違う視点で楽しめそう・・・。
 
出土した木簡にはさまざまなことが書かれています。
 
役所に出勤した役人たちの食事メニューだとか
そのおかずが不味いとか、塩がついてないとか
 
今日は腹が痛いので休暇をくださいとか
 
役所勤めをしていた17歳の少年が泥棒をしたとか
 
今回の件は今度宴会開くからそれでチャラにして、みたいな詫び状とか
 
あぁ、なんか今とそんなに変わらない~~
もちろん、現代と奈良時代では生活様式も何もかも全く違うわけですが
人間の本質ってそんなに変わってないだろうと思うんです。
 
平城宮内で発掘調査が終了しているのは約3割だそうです。
ということは、まだまだ面白~い木簡が出てくる可能性は十分あるわけで

地道な作業ではありますが
土を掘り掘りしていただいて
木簡を読み解いて
私たちに天平人の暮らしを伝えてください。

がんばれ、馬場さ~ん!
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