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わが町知多半島に空港ができました。セントレア空港。いつでも飛んでいけるぞ、空の彼方へ、考えただけで幸せな気分。飛行機見ながら、ちょい福求めてぶらぶら歩いてみようかな、と。
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今年の春・・・
法華寺、海龍王寺の
十一面観音さんのお参りをしたときに思ったこと
 
お寺の特別拝観のスケジュールやら
どこのお寺でどんなお花がいつ見られるか・・・
そんな奈良のお寺情報満載の手帳があるといいなぁ。
 
仕方ないので
自分の手帳に書き込んだりしていたのですが
あちこちググッていたら
雑貨サイトで見つけたんですよ、そういう手帳。
 
その名も奈良旅手帖。
http://naratabi.jimdo.com/
 
7月末から2012年の手帳の予約を始めますと書いてあったので
さっそく7月の終わりに予約。
 
naratabitecho.jpg今日、届きました。
 
表紙は選べます。
 



naratabisikahanko.jpgおまけの
ハンコがついていました。

奈良に行く日には
この鹿スタンプをポンと押せばいいのだな。
 


ふむふむ・・・
お寺の特別拝観&お花のスケジュール、書いてあります。
 
神社仏閣のイベント、行き方、拝観料、電話番号、書いてあります。
 
おぉ、歴代天皇一覧表もあります。でも字が小さすぎて読むの辛い・・・。
 
簡単なマップもあります、電車の路線図もあります。
レンタサイクル情報もあります。
 
奈良のお寺めぐり大好きな人にはぴったりの手帳です。
 
いろいろな方たちの短いコラム、あります。
 
あららら、我らが奈良文化財研究所の馬場基先生のコラムが・・・。
 
先生は9月のコラムを書いておられます。
「生駒山暗峠 奈良と菊と俳聖と」
 
俳聖とは松尾芭蕉です。
 
9月9日、伊賀上野から大坂に向かう途中
奈良に立ち寄って詠んだ句のお話です。
 
実は、芭蕉はこの旅の途中で体調を崩し
翌月、大坂で亡くなりました。
 
ところで、9月9日は重陽の節句です。
 
中国の陰陽思想では
偶数を陰数といい、奇数を陽数といい
特に「9」は陽数の中で最も大きな数
その「9」が2つ重なるということから
おめでたい日ということで、節句とされました。
 
李白の五言絶句より
 
九日龍山飲    九月九日 竜山で飲む
 
九日龍山飲    重陽の九月九日に、竜山で酒を飲めば
黄花笑逐臣    黄色い菊の花が、都を逐われた私に笑いかける
酔看風落帽    酔って見つめるのは、風が帽子を吹き落すさま
舞愛月留人    舞いつつ喜ぶのは、月が私を引き留めること
 
 
九月十日即時  九月十日、即興の詩
 
昨日登高罷    昨日、登高の宴は終わったのに
今朝更舉觴    今朝もまた、更に觴(さかずき)を挙げている
菊華何太苦    菊の花には、何とも気の毒
遭此両重陽    こんな二度の重陽に出くわすとは
 
中国では古来より
この重陽の節句には菊酒を飲んで
延命長寿を祈る風習があったようです。
 
9日だけでなく、翌10日(小重陽)も飲んでいたんですね。
ま、李白は年がら年中飲んでいましたけど・・・
人のことは言えませんけどね。
 
「登高denggao」を中日辞典で調べると
重陽節に小高い山に登って久しく会わない家族や友人をしのぶ旧習をさす
と、書いてあります。
 
あぁぁ、だから芭蕉は
無理を押して、重陽の節句に峠越えしたのかしらん。
 
久しぶりの馬場さんチェックでした。
 
早くこの奈良旅手帖と一緒に奈良旅したいです。
 
ところで
この手帳に馬場先生のプロフィールが書いてありました
先生は、大和の豪族・片岡氏の分家の子孫なんだそうです。
ルーツは、やはり奈良だったんですね。







 
 
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naranotera.gif奈良文化財研究所編「奈良の寺」を読みました。
 
奈文研の45名の先生がたが
奈良のお寺や遺跡について
書いていらっしゃいます。


奈良の寺 ― 世界遺産を歩く (岩波新書)
 

2001年~2003年まで朝日新聞奈良版に連載された
「世界遺産を歩く」というシリーズを改稿して
本にしたものだそうです。
 
2003年に出版された本なので
奈文研マニアの方々はすでに読んでいらっしゃることと思いますが
私、先日、図書館で借りて、読みました。
 
平城宮跡、法隆寺、薬師寺、興福寺、春日社
元興寺、唐招提寺、東大寺、西大寺、法華寺、大安寺と
寺社、遺跡ごとにまとめられています。
 
考古学者、歴史学者の視点から解説しているわけですから
もちろんフツーの観光ガイドブックとはノリが違います
しかも岩波新書ですからね。

ですが・・・
ややもすると専門用語がバンバン出てきて
難解で読みにくいものになりがちなんですけど
新聞のコラムとして書かれたものなので読みやすいです。
そして、とても面白いです。
かなり勉強になりました。
もっと早くに読んでおけばよかった・・・。
 
我らが馬場先生も執筆しておられます。
 
お名前は文末に書かれているのですが
先生の場合、書き出しの1行で、すぐに先生とわかります。
 
ちなみに、渡辺室長の場合、ずんずん読み進んでいくと
「あ、これ、渡辺室長だわ」と、ほっこりとした気持ちになります。
 
Madamyam的馬場さんと行きたいツアー(半日コース)・・・
やっと奈良ですわ。
 
みなさま、行基前に集合です。
 
先生は、興福寺、春日社、西大寺について書いていらっしゃいますので
興福寺と春日大社をまわりましょう、先生の説明つきで・・・。
ご面倒とは知りつつ
先生には、あの興福寺地鎮祭の時の紫色の衣裳でお願いしたいです。
 
工事中の中金堂のあたりを歩きながら発掘調査のお話
あと、地鎮祭のときのお話も聞きたいです。
 
で、そこから春日大社に歩いて行きましょう。
草履では歩きにくいので、靴に履き替えていただいてOKです。
その脱いだ草履は
私、木下藤吉郎のように懐で温めさせていただきますんで。ダメ?
 
おっと、その前に
奈良国立博物館の向かいにある氷室神社へ。
この氷室神社のことを書いていらっしゃいますので、そのお話を
 
で、春日大社のあの長い長い参道を歩きながら
先生が、いつ頃、どのタイミングで歴史学者をめざしたのかとか
講座では聞けないいろいろなお話、聞きたいですね。
 
とまあ、そんな夢みたいなツアーはこっちに置いておいて
私、明日、H姐と奈良を廻ってきます。
新薬師寺あたりを
かなり大量に飛散しているスギ花粉と戦いながら歩いてきます。
先日の西尾の木簡講座後
例の百済木簡のことを先生にお聞きしましたところ
 
「やはり、新羅ですよ、新羅の博物館、ものすごいですよ」
 
で、国立慶州博物館をちょいと調べてみました。
http://map.konest.com/marea/12
博物館の周囲には
あの善徳女王はじめ、新羅時代の遺跡がそこここに残っていて・・・
慶州という街そのものがまさに博物館という感じです
ドラマの映像が、走馬灯のように蘇ってきました。
やっぱ、新羅(シルラ)に行かなくてわ、です。
 
っつうことで、慶州(キョンジュ)をあちこちチェックしてみました。
 
先生絶賛の国立慶州博物館、す、すごい!
これ、全部、見ようと思うと、1日では足りないですね。
 
博物館の近くには、善徳女王が作った
東洋一古い天文台「瞻星台(チョムソンデ)」もあります。
地図の「瞻星台」をクリックして、エリア詳細地図をクリックすると
その周辺のマップが表示されます。
天馬塚(チョンマチョン)、皇南大塚(ファンナムデチョン)も近くにありますね。
 
善徳女子高校、善徳女子中学校なんてのもあるんですね。
その善徳女王のお墓は東南の方向にあります。
 
世界遺産の仏国寺(プルグクサ)、石窟院(ソックラム)ははずせないし
新羅(シルラ)ミレニアムパーク、これは絶対にチェックですわ。
ドラマ「善徳女王」のオープンセットがあります。
そして、花郎公演場・・・
「花郎の道」という武芸訓練が再現されているみたいですね。
これ、萌え~かもです。
 
慶州ヒルトンにお泊りして、2日間ほどかけてじっくりまわりたいです。

ソウルから韓国版新幹線KTXに乗って慶州をめぐる日帰りツアーもあるようです。
ツアー料金250000ウォン。
250000ウォンといわれるとびっくりしてしまいますが
日本円に換算すると18000円ちょいです。
皇南パン(ファンナムパン)も気になるし。
これ、早い話が、古墳饅頭ですよね。

ひょっとして、慶州に行かれた時に
先生も食べたかもしれません。
先生はお腹ゆるいけど、食いしん坊さんのようですから。
 
ということで、前回の韓国扶余(プヨ)ツアーに続き
絶対に一緒には行ってくれないとわかっちゃいるけど(半ばヤケクソ)
Madamyam的馬場さんと行きたいツアーその2も、やっぱり韓国ですね
新羅をめぐるツアーです。
 
おっとっと・・・
外国人にはうれしい情報を発見です。
なんと今年いっぱい
外国人客を対象に
ソウルから慶州までの無料往復バスが運行されるそうです。
毎日25名限定だそうです。
もう行くしかないですね。
 
太っ腹ですね、イ・ミョンバク大統領。


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