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わが町知多半島に空港ができました。セントレア空港。いつでも飛んでいけるぞ、空の彼方へ、考えただけで幸せな気分。飛行機見ながら、ちょい福求めてぶらぶら歩いてみようかな、と。
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今朝8:30に、駅でT女史を拾って、佐布里の梅林へ。
 
さら~っと4分咲きの梅を見て
T女史は、朝市で、野菜やらふところ餅などをさくさくと購入
喫茶店でモーニングしたあと
本日の馬場さん木簡講座の会場である西尾へゴー。
 
と、いきなり、現地で落ち合う予定の大阪のH姐からケイタイが・・・。
「名鉄電車、人身事故で、止まってんねん・・・」
 
えぇぇぇぇ!なに、それ?
なんとか、H姐はJRで安城まで出て、タクシーぶっ飛ばして西尾へ。
お疲れさんでした・・・。
 
私、先回のアウェーな「なら奈良館」と違い
今回は、西尾ということで、気分はホーム、ちょっと余裕です。
 
ランチして、「岩瀬古書博物館」へ。
 
13:30からきっかりに講座が始まりました。
今日のテーマは、「三河の贄木簡」。
地元だということもありましたけど
先回よりもちょっと突っ込んだお話でしたので
非常に面白かったです。
 
渡辺室長の「平城京1300年全検証」を読んでおいて本当によかった!

奈良時代、篠嶋(篠島)と析嶋(佐久島)では
海部と呼ばれる集団が、供奉という様式を整えて
月交代で贄を天皇に貢進していたそうです。

大きな地図で見る
 
天武天皇&持統天皇が三河に行幸したことから
こういう贄の貢進が確立したのではないか?というお話でした。

以前、知多四国のお遍路さんのときに仕入れた情報によると・・・
篠島では、今も、1年に3回(6月・10月・12月)
伊勢神宮に御幣鯛(おんべだい)と呼ばれる干鯛を奉納しているんです。
私的には、なんかつながった感じ・・・。
 
ということで
本日の馬場さん
お風邪をひかれていたようで
少々お疲れ気味でした。
どうもお疲れさまでした。

楽しいお話、どうもありがとうございました。
 
実は、講座前、パソコンをセットをしていらっしゃるときは
白のタートルにチノパンとカジュアルな馬場さんでしたが
講座前にスーツに衣装替え・・・でした。
 
今日の講座でわかったこと

馬場さんのおばあちゃまはなんと三河出身。
 
hozumimachakasutera.jpghozumimachaogurairi.jpg帰りに
穂積堂で
小倉入りの
「西尾抹茶カステラ」を
買って帰宅。



これ、うま~い。

お世話になりましたT女史とH姐、本当にどうもありがとうございました。
楽しい1日でした。

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今日2月17日は、陰暦の1月15日
韓国では、「テボルム」という満月の日だそうです。
 
100%の満月は明日ですが
陰暦の1年で最初に訪れる満月の日(1月15日)ということで
今年の豊作と無病息災をお願いします。
 
なんでも、この「テボルム」の朝
硬い殻をもった果実を「カリッ」と音を出して食べると
1年間、体に腫れ物が出ないらしい。
アジュンマ(おばさん)たち、でっかいの噛んでいますよ。
 
土曜日の馬場さん講座を前に腫れ物なんか出ては困るので
威勢よくカリッといきたいところですが
かと言って、クルミを噛んで、歯が欠けても困りますんで
vistatio.jpg我が家は
軽~くピスタチオで
「プロム」してみました。
カリッとやる前に
すでに殻割れてるじゃん
というツッコミはなしということで。
 

で、朝鮮半島・・・。
 
韓国・全羅南道(チョルラナムド)の
羅洲(ナジュ)にある「伏岩里(ボクアンリ)遺跡」から出土した
百済木簡のお話が出てきます。
 
その木簡を見た瞬間、渡辺室長、ぽ~んと膝を打ちました。
まさに「来たぁぁぁ!」って感じで。
 
何の違和感もなく、その木簡に書かれた文字に溶け込めたそうです。
文字の形だけでなく、木簡のつくりにも・・・。
あぁぁ、この木簡の形状、長屋王家木簡で見たことがある!
感動にうち震える渡辺室長のお姿が目に浮かびます。
 
それは、平城京跡から出土した八世紀の木簡と
なんら変わらないものだったそうです。
 
「城山山城や八世紀の新羅の木簡よりも
七世紀初頭の百済の木簡の方が奈良時代の木簡に似ている。」
 
馬場基先生もその衝撃を2008年に発表したそうです。
「木簡研究~百年の理由」
 
唐はこの時代はすでに「文書は紙」の時代
となると、日本は、木簡を使用するという様式を
一体どこからどうやって学んだのか?
さらなる百済木簡の出土がそれを明らかにしてくれるかもしれません。
 
ということで、私、馬場さんの「百年の理由」のお話が聞きた~い。
できれば、韓国ツアーなんぞしながら聞きた~い。
 
忠清南道(チュンチョンナムド)にある
かつての百済の都、扶余(プヨ)を巡るツアー・・・ですかね。
 
国立扶余博物館を馬場さんの説明を聞きながらゆっくりまわって
その後、近くにある定林寺址(チョンリムサジ)の
五重石塔と石仏坐像を見てまわりたいです
「百年の理由」を聞きながら。
 
tyonrimusajisekito.jpg定林寺址の五重石塔は
百済時代のものです。
この素朴なシルエット
素敵です。




画像は韓国コネストより
 
Madamyam的馬場さんと行きたいツアーその1は
奈良をすっとばして、いきなり韓国っつうことで・・・。
 
あ、すいません、私、扶余に移動する前に
ソウル明洞(ミョンドン)でまずはコスメのチェックさせていただきますんで。
その後、扶余へ・・・ということで、よろしく!

watanabeakihiro.jpg渡辺晃宏氏といえば
約数名の方々は
「はい、はい、はい、あの渡辺室長ね」と
すぐわかると思います。


平城京一三〇〇年「全検証」―奈良の都を木簡からよみ解く
 


奈良文化財研究所の都城発掘調査部史料研究室長さんです。
馬場さんの上司です。
渡辺室長も去年の平城京関係の番組ではよくお見かけしました。
 
馬場さんの著書「平城京に暮らす」が出た2ヶ月後に
渡辺室長のこの分厚い本が出ました。
なんといっても「全検証」ですから・・・。
奈文研の50年に渡る発掘調査の成果をまとめたものです。
 
分厚いんですが、カラー写真も多く
ページレイアウトがきれいなので
とても読みやすかったです。
これ、非常に勉強になりました。
 
まず、馬場さんの「平城京に暮らす」を読んで
http://829xiaoxingfu.blog.shinobi.jp/Entry/436/
あ、面白いじゃん、木簡って。もっと知りたい・・・と思ったら
渡辺室長のこの本に挑戦してみてください。
100点以上の木簡が掲載されています。
が、渡辺室長的にはまだまだ足りない・・・
「あの子にも語らせたかった、この子も登場させたかった・・・」
渡辺室長の木簡への愛を感じました。
 
馬場さん講座より・・・
渡辺室長は、木簡アタリな方らしいです。
掘ると、必ず、木簡がザクザク出るらしい。
片や、馬場さんは、木簡に関してはハズレ屋さん。
馬場さんは、遺跡らしいです、掘ると、柱の跡・・・。
 
実は、渡辺室長が掘った木簡なんですが
いまだ手つかずのままのプラスチックコンテナが山ほどあるらしく
なんでも、洗浄するだけで、あと5年かかるとか・・・。
 
なので渡辺室長の「ただ今、帰りました、今日も出ました」を聞くと
みんな、うんざりするらしいです、「またかぃ」みたいな。
 
ところで、木簡の中には
文字の練習に使われた習書木簡というのがあるんですが
さて、天平びとたちがよく練習した文字はなんだと思いますか?
 
1位 大
2位 人
3位 道
4位 天
5位 月
6位 部
7位 為
8位 有・十
10位 日
 
意外と簡単な文字を練習しているんですね。
でも、「大」という文字は、留めもあるし払いもあるし
文字のバランスをとる練習にはいい漢字?
「為」は、私、わかるなぁ、この字、バランスむずかしいよね。
 
渡辺室長も、馬場さん同様
やはり幸せ感いっぱいでお仕事している方でした。
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