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わが町知多半島に空港ができました。セントレア空港。いつでも飛んでいけるぞ、空の彼方へ、考えただけで幸せな気分。飛行機見ながら、ちょい福求めてぶらぶら歩いてみようかな、と。
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雨の中
てくてく尾張名古屋してきました
 
今日は、手仕事の師匠と一緒です
 
師匠との待ち合わせ場所は栄の福生院
私、地下鉄伏見駅から歩くことにしました
 
husimitikagai1.jpg伏見駅の改札口を出ると
いきなり昭和にタイムスリップです
 
伏見地下街
 



husimitikagai7.jpg閉まっているお店も多いですが





husimitikagai5.jpg中には
がんばって
営業しているお店もあります
 




ちょっとディープな世界に迷い込んでしまいました
まるで香港の重慶マンションみたいです
 
husimitikagai2.jpgと、なんじゃ、これ・・・
でもおばさんたちは普通に歩いています
 





husimitikagai4.jpg台湾の台南を拠点に活動している
打開連合設計事務所の作品
「Blue Print」です
 


husimitikagai6.jpg8月から始まる
あいちトリエンナーレ2013
作品のひとつだそうです

 



無国籍なラビリンスを通り抜け
階段を上って地上に出ると・・・

husimideguti1.jpghusimideguti2.jpgわぁ~
出口もまた青の世界
 





chojamatidorikanban.jpgやっと辿り着いた
長者町通です
 





伏見地下街は、伏見駅から長者町通をつなぐ地下街で
名古屋で2番目に古い地下街です
 
hukushoinmon.jpg繊維問屋が並ぶ長者町通を北上して
福生院へ
 
開基は1386年
その後、清洲越でこちらに移転したそうです
 




hukushoinkeidai.jpgビルの谷間に建つ福生院
境内は狭いんですけど
ごっちゃりとご利益が詰まっているお寺です

 



hukushoingoshuin.jpgご本尊は
大聖歓喜天さま
 







71863ef0.jpeg十一面観音さんもいらっしゃるし
不動明王もいらっしゃるし
福智地蔵さまもぼけ封じ観世音も
七福神も弘法さんもいらっしゃる
 





hukushoinsikoku88.jpg日本百観音霊場のお砂踏みも
四国八十八ヵ所のお砂踏みもOK
 





hukushoinnadeisi.jpg縁結びの金のわらじもあれば
福袋願かけ石もある
 




普通、こういうお寺って
おばさんとかおばあちゃんたちのたまり場だったりしますが
この福生院は違うんです
 
若い娘さんやお兄ちゃんたちが
普通にお参りしているんです、しかもかなり熱心に・・・
 
このあたりの飲食店にお勤めしているお兄ちゃんでしょうか
お寺の前にクルマを停めて
ろうそくとお線香を買ってお参りしていました
 
もちろん仕事途中のおじさんたちもお参りしています
 
福生院にお参りすることが生活の一部になっていて
そんな街のど真ん中にあるみんなの仏壇・・・って感じがいいんですよね
 
小さいけれど、好きなお寺のひとつです
 
transitbuil.jpgちょっと休憩・・・と
長者町トランジットビルへ
 
かつでは賑わっていた長者町繊維街ですが
現在は空きビルが目立ちます
 


その空きビルをリノベーションしたトランジットビル
あいちトリエンナーレの会場にもなっています
 
grillman2.jpg1階のグリルマンでランチ
 

 




grillman.jpg夜は地ビールと肉料理が楽しめますが
お昼はハンバーガー屋さん
 





grillbagoyabarger.jpgせっかくなのでこのお店のイチオシの
名古屋バーガーをいただくことにしました

手羽先みたいな甘辛ダレの鶏肉のバーガー

なるほど名古屋だわ、おいしいです
 

itutubabunko.jpgなにげに並んでいる本は
五つ葉文庫の古本らしいです
 





雨が降っているので
さっさと名古屋城をめざすつもりが

このさびれた長者町通
意外や意外、なかなかディープなんです

こんな壁を見上げながら・・・

chojamatikabe1.jpgchajamatikabe3.jpgchajamatikabe2.jpg

 





あいちトリエンナーレ2013的尾張名古屋をてくてくしました
まだまだ続きます
 
・・・・・・・・・・続く

                           

伏見地下街から長者町通へ
那古野神社から名古屋城へ 
長者町通の河文








 
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実は、尾張四観音
まだコンプリートしていないんです
 
北北西:甚目寺観音(597年)
東北東:龍泉寺(795年)
南南東:笠寺観音(733年)
西北西:荒子観音(729年)
 
東北東の龍泉寺は
なかなかご縁がなくて行けません
 
徳川家康が名古屋城の鬼門にある4つのお寺を
鎮護として定めたのがこの尾張四観音です
 
かつてはこのそれぞれの観音を結ぶ道がありました
それが四観音道です
 
現在は、笠寺と龍泉寺を結ぶ道の一部が残っているだけ
この残っている四観音道のうち
ほんの短い距離ですがさくさくっと歩いてみました
 
私、かなり端折りまして
覚王山の日泰寺からスタートです
 
今日は21日、弘法さん

日泰寺の弘法さんはすでに学習済ですからとてもスムーズです
歳弘法でお参りして
千体地蔵堂でお参りして
日泰寺でお参りして
 
露店を冷やかしながら西門から出ます
 
日泰寺の西側の道が四観音道です
 町名も四観音道東、四観音道西になっています
 

大きな地図で見る

yonkannondonitaiji.jpg専修院でお参りして
ずんずん北へ歩いていくと






higasiyamakyusuitomon.jpg道はあるんですが
その敷地は名古屋市水道局なので
通り抜けできません
 



higasiyamakyusuito.jpg東山給水塔です
 
昭和48年までは使われていましたが
その後、災害対策用の応急給水施設に
生まれ変わりました
 


昭和58年にとんがり屋根の展望台がつけられ
年に数回、一般公開されています

higasiyamakyusuitokanban.jpgどうも工事しているようで
今年は公開されないみたいですね
 





ということで
敷地内の四観音道は通れませんので
西側の道を迂回します
 
natayakusimon2013521.jpg円空仏のある鉈薬師堂でお参りして
水道局の北側の道を右折します
 





四観音道の道標がありました
 
yonkannondominami.jpg南 あつた かさでら







yonkannondokita.jpg北 せと りゅうせんじ
 








この南北の道が四観音道です
 
ちなみに東西は・・・
 
東 やごと ひらばり
西 なごや かち川
 
suidokyokuhasihoroku.jpgこの東西の道は、焙烙(ほうろく)街道です

天満通の奥
水道局の歩道橋の向こうに見える細い道です



 
yonkannondotenmandori.jpg私は
北をめざします
 





が、この天満通で四観音道は寸断されているので
ひとまず天満通を歩きました
 
tenmandori2.jpg天満カーテン





tenmanyotien.jpg天満幼稚園






tenmanryokudo.jpgそして天満緑道
 






その先にあるのはやはり天満宮です
 
uenotenmangu.jpg上野天満宮
 
なんと安倍晴明がこの地に住んだ折
菅原道真公を慕って
その御神霊をお祀りしたのが起源とされています
 


受験のシーズンになるととても混雑するようです
 
可愛いおみくじが境内のあちこちに奉納されています
 
uenotenmanguomikuji4.jpg牛さんの周囲にも





uenotenmanguomikuji6.jpg狛犬の足の上にもこそっと・・・
 





uenotenmanguomikuji1.jpguenotenmanguomikuji2.jpguenotenmanguomikuji5.jpg







uenotenmanguomikuji3.jpg中には10円玉の上に乗っているものもあり
なんかの拍子に落っこちたらどうするの?
縁起でもない・・・と
不安になるものもありました
 



上野天満宮の東側の道が四観音道です
さらに北へ歩きました
 
akasakakobodo.jpgY字路の小屋の前に
人だかりが・・・
 
千種区の史跡散歩のグループの方々らしいです
 
この小屋、なんと弘法堂でした


ガラス越しなのでよく見えませんでしたが
石仏があるそうです
 
ここから茶屋が坂をめざします
 
chayagasaka30banjinja.jpg茶屋が坂の交差点近くに小さな社がありました
 
先ほど
千種区のHPを見たら三十番神社となっていました




陰暦の1日から30日までの毎日を交代して法華経を守る神を
三十番神というらしいです
その神さまをお祀りした社なんですね
 
どうもこの辺りで四観音道は消えているみたいなので
ここから地下鉄に乗って大曽根へ
 
名古屋三天神というのがあるんです
 
上野天満宮
山田天満宮
桜天神社
 
yamadatenmangu.jpgこの山田天満宮が大曽根にあるので
こちらもお参りしました






koganejinja.jpg境内には金神社がありまして

この時期、お参りされている方々は
商売繁盛の金神社の方でした・・・
 



yamadatenmanguomikuji2.jpgyamadatenmanguomikuji1.jpg上野天満宮は
ミニ道真公のおみくじでしたが

こちらは
招き猫&だるまさんおみくじが
可愛くぱらぱらと
奉納されていました
 
やはり今回も時間の都合で
龍泉寺までは行けませんでしたが

四観音道を1時間程度歩くことができました


 
 
201358atutatori.jpg熱田神宮1900年大祭
行ってきました






1900年大祭は11:00からなので
 
それまでにお参りを済ませ
境内をぶらぶら散歩
 
先回歩いた「こころの小径」を逆方向から歩きました

本宮の西側からスタート
 
itinomisakijinja.jpgこの奥にあるのが
天照大神の荒魂(あらみたま)をお祀りする
一之御前(いちのみさき)神社
 
撮影禁止なので遠くからパチリ
 
 

yokihihakaato.jpg清水社の奥
楊貴妃のお墓だと言われているところです
 
奥にある苔むした石は
楊貴妃の石塔の一部という説もあり


この石に3度水をかけて祈念すると願いが叶う・・・らしいです
 

柄杓でお水をかけるんですが
なかなか命中しません

ゴールの神楽殿に到着
 
atutanisigakushootamesi.jpg神楽殿の前に建つ
檜皮葺の西楽所(にしがくしょ)
いつも閉まっていますが今日は開いていました
 
毎年5月8日
豊年祭が行われます

 
豊年祭は日本武尊が東征の折に
この地に農耕・養蚕・培綿などの技術を授けられた御徳を感謝するお祭です
 
祝詞奏上後に
この西楽所に奉飾された水田の田所と陸田の畑所のおためし(模型)
一般公開されます

atutanisihatakedokoro.jpgatutanisitadokoro.jpg 







1900taisairetu.jpgそうこうするうちに
斎館から神職たちが・・・
 





急いで本宮へ

予めリサーチしておいたので
場所取りはバッチリです
ナイスなスポットを確保
 
atutataisaistart.jpg前に座っていらっしゃる方々は
参列者です
 





神事は奥の本殿で行われているので
私たちには見えません

atutataisai2.jpgatutataisai3.jpg 







本殿の扉が開かれると
米や魚などを神前に献上
その後、祝詞が読みあげられていました
 
ただ、今日は風が強かったので
時折、風で幕が捲くれあがってちらりと見えました

 

最後は、八礼八拍手で終わりました
 
atutataisaiowari.jpg宮司さんたちをお見送りしたあと
豊年祭に合わせ境内に立つ露店を見て帰宅






atutahananoto1.jpgatutahananoto5.jpg






atutakingyo.jpgatutakagoya.jpg
 






宮司さんたちの装束も美しいですし
厳かな雰囲気の中でとりおこなわれる神事
幻想的で本当に美しかったです
 
貴重な節目に立ち会うことができ
いい体験ができました


 
 
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