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わが町知多半島に空港ができました。セントレア空港。いつでも飛んでいけるぞ、空の彼方へ、考えただけで幸せな気分。飛行機見ながら、ちょい福求めてぶらぶら歩いてみようかな、と。
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室町通を北上し

丸太町を渡ったら、いきなり明治時代にタイムスリップしました

 

ここが京都の面白いところです

 

信長さんが足利義昭に建てた旧二条城の石碑が立っていたのは

平安女学院大学の片隅でした

 

1875年(明治8年)、大阪で開校した学校で、1895年(明治28年)に京都に移転

そのときに「平安女学院」と校名を変更したようです

 

その京都で初めての校舎が明治館でした

 

ただ、こちらの明治館は遠くからしか見ることができませんので

すいません、うまく撮影できませんでした

平安女学院大学明治館で検索すれば

素敵な赤レンガの校舎に出会えると思います

 

神戸異人館の旧ハッサム邸で有名な

アレクサンダー・N・ハンセル氏の設計によって建設された明治館

 

建築様式は当時英国で大流行していた「アン女王スタイル」だそうです

校舎だけ見ていると日本にいることを忘れてしまいそう

 

こちらは昭和館です。1929年(昭和4年)

  

その隣にあるゴシック様式の聖アグネス教会です。1898年(明治31年)

 


この平安女学院の近くに大丸ヴィラがあります


大丸百貨店店主の下村氏の邸宅として

昭和7年、ヴォーリズ氏の設計により建設されました

 

下立売通を西に行くと京都府庁が見えてきます

 

こちらは旧本館です

1904年(明治37年)に建てられたもので

昭和46年まで府庁の本館として使用されていました

 

バルコニーまでありますね

 

創建時の姿をとどめる現役の官公庁建物としては、日本最古のもの

 

一部公開されているので中を拝見させていただきました

 

階段を上がって2階へ

旧知事室です

 

暖炉の画像はピンぼけしてしまいましたが

大理石にタイルを組み合わせたものです

天井は格天井です

外観は洋館なんですけど、内部は和風テイストが所々に散りばめられています

 

こちらの部屋は正庁

旧本館のシンボル的な部屋だそうです

 

天井は、折上小組格天井です

 

先に二条城を見ているので折上格天井はおまかせください 

二の丸御殿の大広間一の間は二重折上格天井でした

 

京都府庁は、松室重光氏の設計により宮大工が造ったものですから

古来より受け継がれてきた匠の技がいかんなく発揮されています

 

こちらはあのバルコニー

なんでも人類初の有人宇宙飛行士ガガーリンがこの府庁に立ち寄った際に

ここから府民のみなさんの歓迎に応えたそうです

 

中庭も公開されていました

1862年、会津藩主松平容保が京都守護職に就任

その京都守護職屋敷は府庁を含む広大なエリアに建っていました

それにちなんで容保桜が植えられています

大島桜と山桜を併せ持つ珍しい品種の桜だそうです

 

その中庭から出たら

ちょっと面白いものを見つけました

 

寸止め廊下

私、勝手に名付けさせていただきました

 

隣に第1号館がありまして

どうも旧本館と空中廊下でつなごうとしたようです

 

あと何cm?というところで寸止めです

たぶん、壁をぶちぬくなんて・・・と反対されたんではないでしょうか

よくぞここで留まってくれました



敷地内にある府警察本部は1929年(昭和4年)に建てられたもの



3階の窓だけはアーチになっているんですね


京都府庁から、さらに北上すると、ごっつい柱が見えました

西陣電話局(旧京都中央電話局西陣分局舎)です。1921年(大正10年)

 

ちょっと見にくいですが庇下の部分のレリーフは踊り子です、たぶん裸婦・・・

で、正面にも3体の裸婦が踊っています、ライオンもいますね

なんとも独創的な建築物です

 

29歳という若さで夭折した岩本禄氏の設計で

岩本氏の現存唯一の建築作品です

 

実はここに来るまでにもっとエグイ裸婦を見ているので

さほどこの西陣電話局の裸婦には驚きませんでした

 

秀吉さんの二条城である妙顕寺城の碑を見たあと

あたりをぶらぶら歩いていたら

突然、この裸婦が現れました

 

こちらは法律事務所です

 

この天秤は罪の重さを量る・・・っていうことでしょうか

結構、大きい裸婦だったのでびっくりしましたよ

 

もう1体は京都府庁の東北角の交差点に立つヴィーナス

   

見とれてしまって交差点内で事故なんてことにはならないんでしょうか


すぐ近くに警察本部があるので大丈夫なのかな?

 

ということで裸婦3連発でした

 

・・・・・・・・・・続く


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二条城をめぐる

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光悦をたずねよ


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青春18きっぷで京都に行ってきました

 

二条駅で降りて

久しぶりに二条城へ

 

正確には元離宮二条城です

 

伏見城から移築したといわれている唐門

今年の8月に修復が終わったばかりなので

ぴかぴかです

 

二条城は天下人となった家康さんの京都の宿所として建てられたお城

伏見城を破却した後は、諸大名との謁見もここで行っていました

 

三代の家光さんがさらに増築し、本丸・二の丸・天守閣も完成

現在の規模となりました

 

しかしその後、落雷により天守が焼失してしまいます

さらに市中の大火で本丸も焼失し、二条城は衰退していきます

天守跡

その衰退した二条城が再びお役目を果たすのは

1867年の大政奉還でした

 

狩野探幽の松の襖絵を配した大広間一の間には

15代将軍の慶喜さんと諸藩の重臣らの等身大の人形が置かれていまして

今、まさに大政奉還を発表している様子を見ることができます

 

明治元年、新政府が二条城を接収し、城内に太政管代を置きます

 

その後、京都府に移管され

二の丸御殿内に府庁が置かれたこともありましたが

 

府舎建設後は、宮内省の所管となり、二条離宮となります

 

1893年、御所の北にあった桂宮御殿を本丸に移築

 

1915年(大正4年)には大正天皇の即位の大典が行われます

 

1939年(昭和14年)、京都市に移管されてから

元離宮二条城として一般公開が始まりました

 

が、ここは便宜的に家康さんの二条城と呼ばせていただきます

 

家康さんの二条城を出て

さらなる二城城をめざします

 

向かいの京都国際ホテルの東側、 西福寺の入口に

こんな碑が立っています

 

豊臣秀吉妙顕寺城跡

 

このあたりは古城町という地名なんですが

ここに秀吉さんの二条城がありました

妙顕寺城跡に建設されたので妙顕寺城とも呼ばれています

聚楽第ができるまでは、政庁として使用されていました

 

さらに東へ

 

京都国際マンガミュージアムの入口脇に立つ碑

 

此附近 二条殿址

 

信長さんの二条城です

在京中の宿所として築いた城です、二条新御所と呼ばれています

 

本能寺の変で

嫡男の信忠はこの二条新御所に篭城し自害しました

 

この二条殿址の碑のそばに

此附近 徳川時代銀座遺址という碑もあったので

パシャパシャ撮影していましたら

修学旅行の兄ちゃんたちが近寄ってきました



マンガミュージアムに来たらしいのですが

あいにく今日は休館日、途方に暮れていたようです

 

しかし、地味な石碑を見て「チッ」と舌打ちした後

再び、地図を見ながら計画の立て直しを図っていました

お役に立てず申し訳ないっす

 

この碑は両替町通に立っていますが

信長さんの二条城は室町通に面して建てられていました

 

応仁の乱後、京都の町は

上京と下京のふたつのエリアにぱっかりと分かれて

 

しかも濠と土塁で囲まれたいわば環濠城塞都市のようになっていたようです

 

その上京と下京の集落の中間に

信長さんは二条新御所を建設

 

分かれたふたつの集落を統一しようとした矢先に

本能寺の変で落命

 

そこで秀吉さんがその後を受けて京都を大改造しました

現在の京都のベースを作ったのは秀吉さんなんですね

 

ということで

 

信長さんの二条新御所があった室町通を北上し丸太町通を渡ったところに

旧二条城跡の碑が立っています(撮り忘れました)

 

これは信長さんが足利義昭のために1569年に築城したもの

 

家康さんの二条城(元離宮二条城)の片隅に

旧二条城の石垣が置かれています

 

この室町通ですが

上京と下京にぱっかりと分かれていた時代

このふたつのエリアをつないでいた唯一の通りだったようです

 

だからこの通り沿いに建っていたんですね

 

さらに室町通を北上し

今出川通と交差する角にこんな碑が・・・

 

従是東北 足利将軍室町第址

 

室町第は、代々の足利将軍の邸宅です

 

室町幕府、室町時代の室町とは

この室町通のことだったんだな・・・と

今回、自分の足で歩いて納得しました

 

・・・・・・・・・・続く

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二条城をめぐる

京都の近代建築は懐が深い(?)

同志社の赤レンガ校舎に想う 

相国寺から千家へ

同志社大学寒梅館でランチ

光悦をたずねよ

高台寺で乾いた心は潤いましたが

喉はからから・・・

 

ねねの道をはさんだ向かいにある三面大黒天へ



三面大黒天の近くに辻利がありまして・・・

ここで特製グリーンティを一気飲み

 

ちょっと落ち着いたところで三面大黒天へ

 

三面大黒天とは

秀吉の出世守り本尊で

 

正面は大黒天

左右に弁財天と毘沙門天を配した

三天合体の尊像

 

いかにも秀吉らしいですね

 

その近くにある高台寺掌美術館

高台寺の宝物が展示されています

 

華麗なる高台寺蒔絵を間近で見ることができました

 

 

ねねの道をはさんだ向かいにある圓徳院はねねさんの住居跡

まさにねねさん終焉の地です

 

私が今回とても楽しみにしていたのが

こちらの方丈にある

長谷川等伯の障壁画でした



もとは、京都・大徳寺三玄院の桐紋の襖絵でした

 

住職さんがお留守の間に

等伯がその桐紋の上に

水墨で一気に描き上げたという襖絵



全36面のうち圓徳院では32面を所蔵しています



今日から始まった石川県七尾美術館の「長谷川等伯展」

一部、貸し出されています


長谷川等伯の襖絵以外にも

方丈には

赤松燎画伯遺作「白龍」など

豪華な襖絵が展示されています

 

そして北書院で足を投げ出して

お庭を見ながら休憩タイムです

 

伏見城北政所化粧御殿の前庭を移したもので

当時の原型をほぼそのままに留める桃山時代の代表的庭園のひとつ・・・だそうです

 

なにげに配されている巨石は

大名たちが選びに選んで秀吉に献上した大層お金のかかったもの

 

ねねさんは

秀吉さんとの日々を思い出しながら

ゆったりとした時間を過ごしていらっしゃったんですね

 

圓徳院と三面大黒天の数珠をゲットして

この日のミッションは終了です

 

圓徳院を出て、ねねの道を北に歩いていくと

祇園閣という塔が見えてきました

ねねの道の突き当たりです

 

大雲院です

 

通常は非公開のお寺らしいのですが

この時期、特別公開されているようです

 

その祇園閣の最上階にも登れるようですが

すいません、暑くてパスです

 

八坂神社でお参りして・・・

 


バテバテの中、本殿の脇にある忠盛灯籠をチェック!

忠盛とは平清盛の父上

 

それは五月雨降る夜のこと

白河院のお供をして祇園女御のもとに向かうとき

 

前方にぼんやり鬼のようなものが現れ

院は忠盛に「あれを討ち取れ」と命じましたが

忠盛は、正体を見極めてからと生け捕りにしたところ

 

祇園の社僧が灯籠に燈明を献ろうとしていたところでした

 

その思慮深い忠盛を褒め

白河院が祇園女御を忠盛に与えたという

しかし、すでに祇園女御は身ごもっており・・・

 

ということで

清盛が白河院の子供であるという説があるわけですね

 

やけに女性が集まっている小さな社がありまして・・・

 

美御前社だそうです

 

この美容水を肌にぺたぺたと塗ると

美しくなるということらしいです


 

健脚の同級生は

「暑い暑い」と顔中にぺたぺたしておりました

 

さぞかし今頃はつるつるの美肌になっていることでしょう

 

ここから鍵善良房のくずきり求めて歩きましたが

長い行列・・・あきらめました

 

京都駅に戻って

16:00発敦賀行き新快速に乗り

 

夕飯のおかずを買って

いつものように19:00に帰宅

 

暑かったですが

千日詣りそして数珠巡礼を無事こなすことができました


 

圓徳院さんの筆ペン

なんとかしていただきたいものです

 

総歩数15706歩。消費カロリー408.9kcal。脂肪燃焼量58.4g

 

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清水寺

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圓徳院・八坂神社



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